★初★ カウンセリング

初めてカウンセリングって言うものに行った。まず「何でカウンセリングを受けに来たの?」って言う当たり前の質問から始まって、「ゴールは何かしら」って感じで。・・・ゴールですか?

要するにカウンセリングは、ゴールを設定することで達成感を得られればいいのかな。凝り固まった私の心をマッサージして欲しかったんだけど、「全部で何回ぐらいかかりますよ、はい、よくなりましたよー、これで健康ですよー」で終らせることはできないよね、当たり前だけど。今までの人生がいっぱい詰まった心をどう解きほぐしたって、さわやかな人生に目覚める訳じゃないんだしね。・・・わかってるって。

セッションが30分なのか1時間なのかすら知らなかったんだけど、私ね、止まらなくてべらべらしゃべり続けたの。初対面の人だからもちろん人生のいいところばかり。今日は泣きたくなかったし。もちろん仕事をしていない事とか、母親に虐待を受けてたこととか、少しずつ挿入しながらね。何年も過食症だった事、下剤を乱用してたことなんかも言った。

あと、乗り物酔いがひどくて電車もバスも自分以外の誰かが運転する車も苦手なこと、日本を出る時に「二度と公共の交通機関は使わない」って誓って来たこと、この国に着いた翌朝すぐに車を買ったこと、東京の通勤電車の中で頻繁に痴漢に触られていたことなんかも話したんだけど、カウンセラーはそれらを見事につなげて、「あなたの心は私に触れるな!」って叫んでるって言われた。そうなの?あたしそんな性的虐待の被害者みたいな心理なの?

電車の中の痴漢なんて女性なら誰でも合うことで、あたしだって黙って触られていたわけじゃないしね。カウンセリングって本当に私にとっていいことなのかなぁ・・・。でもどんな本を読んでも「ちゃんとしたカウンセラーにつくこと」って最後には出てくるからさ、ここまで来たら他に頼るものないものね。とりあえず信じて続けるか・・・。

私の「体に」触れるなって言うより、あたしは正直誰とも関わりたくないよ。あたしの憧れはヒキコモリだから。残念なことにそういう贅沢な環境を持てないだけで、親がいたらそれが一番の仕返しだったろうなぁ・・・。あ、親生きてるんだけどね、過去10年で1度「見かけた」だけ。私は目も合わせなかったんだけど、一度近くを通り過ぎざるを得ない時に、母親に「がんばってください」って言われた。痛かったなぁ。ひどいなぁーって思った。私を応援したり、私の幸せ祈る資格なんてあの人にあるはずがないのに。私を貶め続けた張本人に自覚がないんだもの。ずるいね。ガソリンかけて燃やして、水かけて助けて、全身やけどの苦しみと傷跡をのこしたまま、残りの人生を歩いて欲しい。そうしたら私は「がんばってください」って声をかけてあげるの。

だって虐待された人生って、まさにそんな気持ちだよね。